ワークライフバランスへの意識を持ちたい

お題「#おうち時間

 

不要不急の外出自粛や緊急事態宣言などのコロナウイルスの感染拡大防止の一環として、リモートワーク(在宅勤務)が推奨されており、在宅勤務をする人が急増しています。

自宅で過ごす時間(自宅時間)が増えることで、これまでのライフスタイルが大幅に変わった方が多いです。特に、通勤/通学をしている人は、これまでのライフスタイルが大幅に変わり、自宅時間が一日の大半を占めることとなっています。

 

今回は、そんな自宅時間の一日の大半になっている人について、これからライフスタイルに対する考え方について記載します。

 

ワークライフバランスの推進

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Photo by Satoshi Hirayama on Pixapay

昨今、ワークライフバランスの重要性が言われています。ワークライフバランスとは、直訳すると「仕事と生活の調和」で、仕事と生活のバランスが取れている状態を意味しています。

少子高齢化に伴う人口減少、性別や年齢に依らない働き方、多様性な働き方への対応を背景に、政府や企業でワークライフバランス推進への様々な取り組みが実施されています。つまり、より良いワークライフバランスを維持していくことが、これからは必要にとなります。

仕事生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

しかし、コロナウイルス騒動によって、これまでと同じ方法ではワークライフバランスを維持できなくなってきています。

 

ライフスタイルの変化

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Photo by Ales Krivec on Unsplash

コロナウイルス騒動以前は、ワークライフバランス(私的時間と仕事時間)と時間配分(自宅時間とオフィス時間)が分かりやすい対応関係でした。「私的時間≒自宅時間」と「仕事時間≒オフィス時間」という対応関係です。バランスが取りやすかったため、自宅を出てオフィスに着くまでに、私的時間から仕事時間に意識に変えるだけで良かったという訳です。 

 

しかし、コロナウイルス騒動によって通勤できなくなり、在宅勤務が余儀なくされた結果、バランスが崩れてしまいました。「自宅時間≒私的時間+仕事時間」と「オフィス時間≒0」となり、コロナウイルス騒動前とは違って、バランスの悪い状態になってしまいました。そのため、私的時間と仕事時間に関して新たな意識(新たなライフスタイル)を構築する必要が生じています。

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今までは、事前に予想ができるイベント(進学/就職/転職/転勤/結婚/離婚など)でのみライフスタイルの変化すれば良かったため、コロナウイルス騒動のように予想もしなかった場合にどうやってライフスタイルの変化を行えば良いのかが良く分からない状況に陥っています。

 

ビジネスモデルの変化

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Photo William Iven on Unsplash

ここで、一旦経済の方に目を向けてみます。既に知られている通り、コロナウイルス騒動は経済に深刻な影響を与えています。イベントの中止、インバウンドの激減、工場・飲食・サービス業など多くの企業の停止、医療現場の混乱、一斉休校などが今後も継続していく見通しです。また、株価の再暴落、金融崩壊など新たな問題も生じる可能性もあります。

 

そのため、コロナウイルス騒動前のビジネスモデルが成立しない状況となっています。更に、騒動の収束がいつになるか分からない現状です。生き残りをかけて、既に多くの業態でビジネスモデルの転換が経済では起き始めています。

  • リモートワーク
  • テレビ会議やチャットの活用
  • テイクアウトやデリバリーの開始
  • オンラインでの学習
  • オンラインでのイベント開催
  • ECへの特化

 

ライフスタイルというビジネスモデル

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https://pixabay.com/photos/close-up-glowing-light-bulb-bright-1224275/#content

経済では、売上というある意味分かり易い指標(目的とも言えます)があるため、一早い対応が起きていますが、しかし、個人でのライフスタイルの変化は、明確な指標がないため、何をするべきか分からず、多くの人が困惑する事態になっています。

 

そこで、ライフスタイルという概念的を漠然的に捉えるのではなく、「ビジネスモモデル ⇒ ライフスタイル」と「売上という指標 ⇒ ワークライフバランス」として考えてみます。

そうすると、目的がより良いワークバランスの構築という明確なものになりなす。また、前述した通り、ワークライフバランスは、私的時間と仕事時間という要素が構成単位として考えることができます。

 

つまり、「より良いワークライフバランス(仕事と生活の調和)を構築するために、『自宅時間≒私的時間+仕事時間』の時間配分をどうやって構成し直す」ということが必要な行動になります。。

 

まとめ

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Photo by Ann H on Pexels

経済ではビジネスモデルの転換が既に起き始めている、一方、個人ではライフスタイルの変化が必要であるものの、予想しないライフスタイルの変化への経験がないため対応ができていません。

しかし、経済⇒個人を考えてみると、ライフスタイルの変化という漠然としてものが、「より良いワークライフバランス構築のための時間配分」という明確な行動に落とし込めることが分かりました。

 

コロナウイルス騒動という大変な時期が続きますが、ただ翻弄されるというのはとても残念なことです。

この大変な時期を乗り切るためにも、より良いワークライフバランス(仕事と生活の調和)の構築するための『自宅時間≒私的時間+仕事時間』の時間配分を意識するというのはいかがでしょうか。