「より良いホワイトな社会の実現」について考える日

今週のお題「ホワイトデー」

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どんな国でも、その国固有のイベントがあります。例えば、サンクスギビング (アメリカ)、春節 (中国)やカーニバル (ブラジル)などです。日本にも、5月ゴールデンウィーク、7月七夕、8月お盆、12月忘年会 (年越し)と多くの固有イベントがありますが、忘れてはいけないのが「2/14のバレンタインデー」と「3/14のホワイトデー」です。

バレンタインデーは世界共通イベントですが、日本と世界で少し違いがあります。

  • 日本: 女性が意中の男性にチョコを贈って愛の告白をする日
  • 欧米: 家族や恋人同士で花束、メッセージやプレゼントを贈り合う日

日本のバレンタインデーで、チョコを贈るのは、お菓子業界の戦略だったと言われていますが、これは欧米のイベントであったバレンタインデーを上手にアレンジした例です。

一方、ホワイトデーは、日本で生まれた文化で2/14のバレンタインデーのお返しを贈る日です。日本発祥のイベントですが、現在では中国・台湾・韓国にも同じように親しまれているそうです。つまり、ホワイトデーは、男性から女性に想いや感謝を贈る日だと言えます。

 

現在の日本では、女性の社会進出の重要性と言われていますが、以下の問題がいまだに社会進出の妨げとなっています。

  • 収入格差
  • 女性管理職の少なさ
  • 出産と仕事の両立の難しさ

1番目と2番目は、企業全体でなければ対応できない問題ですが、3番目は個人でもある程度は対応できる問題です。しかし、2018年の厚生労働省平成30年度雇用均等基本調査」で報告された育児休暇の取得率は、女性 82.2%男性 6.16%であり、男性の子育てへの参加が十分でない現状が示されました。男性にも様々な事情がありますが、6.16%という結果は低すぎます。ちなみに、2015年のドイツでの男性育児休暇取得率は36%でした。今後は、企業だけでなく、既婚/未婚・お子さんがいる/いないに関わらず男性各々の意識改革が必要となっています。

 

前述したように、ホワイトデーは男性が女性に想いや感謝の気持ちを贈る日です。3/14は、男性が「性別に依らない より良いホワイトな社会を築くため」に取るべき行動について考えるのはどうでしょうか? 私も自分が何をできるかを改めて考えてみます。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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