D2C時代ってワクワクするような未来がありますよ

お読みいただく前に 

今回のブログは、30代会社員のブログ主(オレ)が、変革時代の乗り越えるために考えた結論を記載したものです。

 

ビジネススキル、戦略、ライフハックの専門家でない単なる会社員のオレが、様々な情報を参考にしつつ、自分自身で考え、何とか見つけた(かもしれない)答えの1つを示してます。

 

読者の方に共感して頂ければサイコーですが、主観がたっぷりなので、「全然分からん」や「違うよね」といった気持ちを持って頂くのも全然オッケーです。

 

様々な意見があるというのが一番なので、全てウェルカムです。

 

読んで頂けた方は、この記事の感想をコメントしてもらえると嬉しいです。 

 

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Photo by Artem Beliaikin on Unsplash

 

今回の元ネタは「D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)」という書籍ですが、本ブログは書評内容まとめといったことは致しません。

 

書籍を読み、その内容を咀嚼した結果のオレ自身の考えを示していくのが本ブログのテーマです。

  

目次

 

Direct to Customerの登場 

B2B (Business to Business), B2C (Business to Customer), C2C (Customer to Customer)とった物やサービスが顧客に届くまでのビジネスモデルとして、様々なものが提案されています。

 

最近ではメルカリによってC2Cというビジネスモデルが完全に根付きました。

 

今後も、個人間で物やサービスのやり取りが発展していくことは容易に想像できます。

 

しかし、これは個人間の話ですよね。

 

それでは企業はどうしているのでしょうか?指をくわえてジッとしているはずがないですよね。

 

AIや5Gといった最新技術を用いて、B2B, B2Cという既存のビジネスモデルを進化させていくという流れが当然あります。

 

もう一つの流れとして、D2C (Direct to Consumer)というビジネスモデルが10年くらい前から登場し注目を集めています。

 

D2Cとは何なのか?という方もおられるので、簡単な定義は次の通りです。

D2CとはDirect to Consumerを省略したマーケティング用語です。企業対企業での取引を表すBtoB(Business to Business)や、企業対消費者を表すBtoC(Business to Consumer)と並列関係にある用語で、製造者が直接消費者と取引を行うビジネスを指します。

参照元https://ferret-plus.com/13505 

 

つまり、企業と顧客の間でビジネスが行われるということです。

 

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Photo by Anna Dziubinska on Unsplash

 

顧客は社員となっていく?

ここで注目したのが、「ビジネスが行われる」という点です。「商売(物やサービスの売り買い)」ではないんです。

 

確かに「物やサービスの売り買い」も含まれますが、重要なのは、それ以外のビジネスと考えられる部分もD2Cには含まれるということです。

 

それ以外のビジネスって、次の様なものがあります。

開発 → どんな物やサービスを創る
宣伝 → 物やサービスの情報を拡散する
改良 → 物やサービスをより良い形にする 

 

これらは、今まで企業のみが行ってきた行為です。

 

しかし、D2Cは、顧客も巻き込んで物やサービスを展開していくという特徴を持ったビジネスモデルです。

 

つまり、顧客が開発から携わり、顧客の意見を取り入れることによって、物やサービスがより良いものになっていくということになります。

 

それって、「顧客 = 社員なんじゃね?」というツッコミが来そうですが、まさにそうですよね。

 

ただ、「顧客は、別に給料をもらっている訳ではなく、自ら進んで企業に協力している」という点が大きく社員とは異なります。

 

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Photo by fauxels on Pexels

 

顧客のモチベーション

じゃあ、顧客は何のためにそんなことするの?

 

顧客のモチベーションは、次の様な満足感です。

誰かの役に立てている
自分の意見が実際に物やサービスとなっている
自分が高い意識を持てている

そんなのこと本当にあるかな?と考えるかもしれませんが、あるんです。という既にたくさんあります。

 

Facebook, Twitter, Google Map, その他のあらゆるサイトで口コミやレビューを多くの人が書いていますよね。

 

これらって、同じことです。

 

D2C以前は、口コミやレビューなどの顧客の意見を汲み取る環境や技術が企業側になかっただけです。

 

しかし、現在ではこのような大量の情報処理を行える環境や技術が使えるので、これら顧客の意見を活かすことが可能になっているのです。

 

さらに、企業側だけでなく顧客側にも変化があります。

 

今まで、開発・広告・改良には、顧客の代表者として、知名度がある人(例えば、有名人やインフルエンサー)が関わってきました。

 

しかし、今後はフツウ(知名度が高くはない)の顧客の意見が物やサービスに影響を与えることができるのです。

 

顧客側の私たちとしては、面白い時代になりましたよね。

 

今まで何となくやってきたアンケートや口コミ投稿といった何の変哲もないことが、物やサービスに大きな影響を与えることができるということです。

 

また、自分自身の意見を提案し続けることで、フツウの顧客が、企業から関連プロジェクトへの提案依頼を受けるということも生じてくるはずです。

 

つまり、D2C時代の顧客とは、

物やサービスを買って使うだけでなく、「物やサービスを構築する領域全体に関わっていく」

ということになります。

 

そして、顧客は「いかに、自分自身の意見やアイデアを明確に伝えられるか」ということを理解しておくことが必要です。

 

社員のように企業から管理される関係ではなく、完全に自由な立場から企業と世界と関わることができるというわけです。

 

どうです?ワクワクしませんか?

 

年齢、性別、場所、仕事、財産など関係なく

「自分自身の考えを明確に伝える」能力で未来を切り開ける

という新しい時代を駆け抜けましょう!!

 

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Photo by Artem Beliaikin on Unsplash

今回は、D2C時代での顧客の役割について論じさせて頂きました。

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

 

私の考えに共感できた方、そうでない方、その他の考えを持った方、どんなご意見でも良いのでぜひコメントもらえますと嬉しいです。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!!

  

最後に今回の元ネタの書籍を紹介しておきます。

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)

  • 作者:佐々木康裕
  • 出版社/メーカー: NewsPicksパブリッシング
  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: 単行本