【必見】投資の初心者を知るべき道しるべ

多くの人の興味である資産運用

 

街中でも電車でもネットでも資産運用の広告を良く見かけます。

 

多くの人が「資産を増やすこと」について考えている証拠ですよね。

 

でも、「どうしたらいいのか?」という疑問を持っている方も多いと思います。

 

今回は、投資初心者が知っておくべき情報が記載された1冊を紹介します。

 

タイトルは「投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント」(円)です。

 

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント

 

 

何だか難しい感じがしますが、著者の二人が「内容を簡潔にし要点のみを絞る」というコンセプトで本書を作ったので、内容はすごく明快で分りやすいでした。

 

今回は、本書の内容のうち投資初心者を対象にした部分に焦点を当てて、紹介します。 

 

著者の主張 

まずは、著者の主張を簡単にまとめておきます。

  • 節約はすべき。
  • 手数料が安いインデックスファンドで長期投資をする。
  • リスク低減のために分散投資・リバランスを定期的に行う。 

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https://unsplash.com/photos/lhltMGdohc8

目次

 

節約して損はない

資産運用をする際に必要なものというと、まずは「自己資金」が上がります。

 

「自己資金ゼロからの資産運用」という話もあるにはありますが、難易度が高かったり、時間がかかるなど制約が多いと思います。

 

やはり、節約して自己資金を確保することが重要になります

 

クレジットカードローン、保険、月々に発生する無駄な支出、衝動買いなどを見直す必要あります。

 

支出を見直して、とても良い支出まあ良い支出うどうかなと思われる支出に分類し、価値がなかったと思うものには今後お金を使わないようにしていく事が大事です。

 

インデックス投資によるシンプルな投資方法

「シンプルで明確な目標を立てる」という方が良いそうです。

 

シンプルな目標を実行するための投資手段として、手数料の安いインデックス・ファインドを使うことを推奨してます

理由その1 リターンが高い

その理由としては、インデックス投資は、アクティブ運用ファンドよりもリターンが高いという結果が得られているからです。

※アクティブ運用=個々の株や債券に対する投資方法

 

さらに、インデックス運用は、株 OR 債権、アメリカ OR アメリカ以外などに関かわらず、アクティブ運用に勝る結果を示しています。

 

理由その2 コストがかからない 

また、インデックス投資は、手数料だけでなく運用手数料もアクティブ運用の1/10と非常に低コストという利点もあります。

 

ただし、インデックスファンドでも手数料が様々であり、知らない間に高い手数料が取られていることがあるので注意が必要です

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リスクの低減策

投資にリスクはつきものです。

 

どんなに注意を払っとしてもリーマンショックの様な突発的な状況には対処が難しいものです。

 

自分の資産を守る方法として、分散投資とリバランスが重要となります。

 

リスク低減策その1 投資先の分散

株式投資の場合は、可能な限り多くの銘柄に分散投資することとなります。これは、広く分散された銘柄を保有する事で、リスクを低減することができるからです。

 

個人でたくさんの投資先を管理するのは難しいので、1つのファインドで多くの分散投資ができるインデックスファンドを選択する事が重要となります。

リスク低減策その2 時間の分散

時間分散も重要となります。一度に多くの投資をするよりも、時間を分けて投資する事で、リスクを低減することができます

 

例えば、毎月一定金額を定期的に投資するドルコスト平均法(定期定額投資)が時間分散にあたります。

リスク低減策その3 リバランス 

リバランスによるリスクの低減も非常に重要です

 

リバランスとは、自分の資産の配分比率を定期的にチェックすることです。

 

長期投資をしていると、資産配分に偏りが生じてくるので、少なくとも年1回は見直しをして、資産内訳(株、債券など)の割合を調整することが大事です。

 

これは、「株が価格が下がったとしても、債券価格は上昇する」などの相反関係があるので、一つの投資先がダメになったとしても、他でカバーをすることで、資産全体でプラスにもっていくという考えに基づいています。 

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https://unsplash.com/photos/fCzSfVIQlVY

長期投資の必要な心構え

長期投資で成功するために、著者は「KISS (Keep it Simple, Sweatheart)ポートフォリオを推奨しています。

 

これは冒頭にも記載した「シンプルが良い」という考えと同じものです。

 

本書ではKISSポートフォリオを実現するための9つのルールを提案しており、自分自身の現状チェックリストとしても使えます。

  1. 早いうちから始める。
  2. 会社と国の税優遇を使う。
  3. 不足の事態に備えて現金は持っておく。
  4. 低コストな保険には入っておく。
  5. 分散投資、リバランス。
  6. クレジットカードのローンは使わない。
  7. 短期投資ではなく長期投資をする。
  8. インデックスファンドを使う。
  9. オーソドックスな分野に投資する。

これらから外れている方は、長期投資の方法を見直した方が良いかもしれません、

 

本書を読んでの感想

  • 節約ってやっぱり大切なんだ。

知らず知らずに間に浪費しているという体質が、長期投資に向かない人間にしているですね。

  • 長期投資ってかなり地味だな。

「なるべく早くはじめて、低コストなインデックスファンドを、定期的にリバランスで監視しながら、積み立てる。 」って、毎日コツコツ系な努力と同じですよね。コツコツ努力って王道なんですね。

 

投資は難しいという先入観がある方も多いと思いますが、本書を読むと以下にシンプルな投資スタイルをもつかという考えになります。

投資方法で悩んでいる場合は、ぜひ本書を読んでみて下さい!!

 

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント