【Vol.1】資産運用の第一歩
資産運用チャンレジの年
昨年(2019年)から消費税が10%になり、2020年は、資産運用にチャレンジしたい人が増えると思います。
でも、「資産運用と言っても、何から始めたら良いのか分からない」というのは多いですよね。
そんな人のために紹介したい資産運用の本があります。
タイトルは「お金をとことん増やしたい人のための「資産運用」超入門」(1500円)です。
どストレートなタイトルですが、内容はかなりしっかりしたものです。初心者がどうやって資産運用に取り掛かったら良いのかが簡潔に書かれているので、資産運用に臨む入門書としては良書だと思います。
本書の内容を簡単に紹介します。
資産運用の重要な3つのポイント
① 一攫千金を狙わない。
少ないチャンスを物にして大成功する人もいるにはいますが、多くの人は堅実を心に留める。
② 資産形成(資産を運用して増やす)と資産保全(資産を運用して減らないように守る)は違う。
資産を減らさないのが目的の分散投資もあれば、資産を増やすのが目的の集中投資もある。この使い分けをして、リスクを抑えつつ資産を増やしていく。
③ 得意な分野で運用する。
資産運用といっても、株、債券、不動産、FX、投信、貯蓄型保険、商品(エネルギー、貴金属、農産物)など様々なものがあるので、自分に一番合ったものを選ぶのがベスト!
資産形成メソッド: PECDメソッド
本書の著者の泉正人さんが運営されているファイナンシャルアカデミーが17年かけて構築した独自の資産形成メソッドです。
Plan(計画期), Experience(経験期), Concentration(集中期), Diversification(分散期) の4文字から名づけられています。
このメソッドは、「資産を増やす運用」を、4つの期に分けて考えるものです。
資産を増やすための大事なステップを簡単に示してくれています。
① Plan(計画期)
まずは資産運用の具体的なプランを立てる。現状を把握して、いつまでにどの位の資産を持っていたいか?という事を具体化する。
② Experience(経験期)
様々な資産運用を試して、自分に合った運用方法を模索する。
③ Concentration(集中期)
自分に合った資産運用を中心にして、資産を増やすために集中投資していく。
④ Diversification(分散期)
大きくなった資産を守るために、分散投資を行っていく。
重要なのは、最後に分散が来ているということですね。
資産を大きく増やしたいのであれば、集中期で勝負するというのが必要なんです。
集中投資ってちょっと怖い感じがしますが、そのために重要なのが経験期なんですよね。自分に合った運用方法であれば、勝負する時も自信を持てますし。
まとめ
資産運用の入門書を紹介させて頂きました。今回は本書の一部を紹介しただけで、紹介できなかった内容も多くあります。
ぜひ本書を読んで詳細を知って、資産運用にチャレンジしてみてください!!
偉そうに記載していますが、私も資産運用のまだまだ若造なので、今回紹介しました「3つのポイント」と「PECDメソッド」を忘れずに、資産を増やすチャレンジを続けていきます。
一緒に頑張りましょう!!